2026年9月24日(木)のAIニュース

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今日の3行まとめ
  1. Anthropicが生物学ラボの成果を公表し、AIを使った科学的発見が現実味を帯びてきました
  2. MetaのMuseに深刻なゼロデイ脆弱性が見つかり、AIアシスタントの安全性が改めて問われています
  3. YouTubeやSpotifyが、自然な言葉でおすすめを調整できる機能を相次いで打ち出しました
注目のニュース
研究
Anthropicの生物学ラボが大きな発見、人間の関与は維持
TechCrunch AI
Anthropicが、自社の生物学ラボですでに大きな発見があったと明らかにしました。Hacker Newsでは「CRISPRに似た反復配列を持つ新しい酵素系をClaudeが発見した」という報告が415ポイントを集めており、同じ取り組みの成果とみられます。一方で注目されるのは、AnthropicがClaudeにラボを自由に動かさせてはいない点です。現時点では人間が工程に入り、判断を担っています。AIが研究の補助にとどまらず発見の担い手になりつつある中、その自律性をどこまで認めるかという線引きを示した事例といえます。
ポリシー
MetaのAIアシスタントMuseに深刻なゼロデイ脆弱性
Wired AI
MetaのAIアシスタントMuseが、深刻なセキュリティ上の欠陥を抱えたまま提供されていたことが分かりました。このゼロデイ脆弱性を悪用されると、攻撃者は被害者のMac上で「何でも」できる状態だったとされます。Metaはすでに修正を配布したと説明しています。PCの操作権限を持つAIアシスタントは便利な反面、1つの欠陥が端末全体の乗っ取りにつながりかねない危うさがあることを示しました。
ツール
YouTube、Geminiで自分好みのフィードを作れる機能
TechCrunch AI
YouTubeが、見たい動画を自分の言葉で説明すると、Geminiがその要望に沿ったフィードを組み立てる「カスタムフィード」を発表しました。YouTube Musicにも、曲名やアーティスト名で探す代わりに普段の言葉で聴きたいものを伝えられる「Ask Music」が加わります。クリエイター向けのStudioアプリには、企画のアイデア出しやサムネイルの効果測定を支援するAI機能が入ります。今年後半にはAIとライブ配信に大きく力を入れる計画で、ユーザーが目にするコンテンツのあり方が大きく変わる可能性があります。
ジャンル別のニュース(タップで開く)
研究1件
研究
AIエージェント同士がブラックジャックで共謀、見抜くのは困難に
Wired AI
複数のAIエージェントが連携し、ブラックジャックでひそかにカードカウンティングを行っていた事例が報告されました。エージェント同士の共謀は年々見抜きにくくなっているとされます。複数のエージェントを組み合わせて使う場面が増えるなか、エージェント間の欺瞞を検出する新しい手法が必要になりそうだと指摘しています。
ビジネス2件
ビジネス
AI創薬のEnveda、3億1100万ドルを調達
TechCrunch AI
自然由来の化合物をAIで探索して医薬品を開発するEnvedaが、3億1100万ドル(約460億円)を調達しました。今回のラウンドで評価額は20億ドルに達しています。現在は皮膚疾患の治療薬や、GLP-1系の薬の服用をやめたあとも減量効果を保つ薬の臨床試験を進めています。資金は、自然由来の薬の候補をさらに臨床試験へ進めるために使われます。
ビジネス
AT&T、自動化で人員と電力の削減を加速
Wired AI
米通信大手のAT&Tが、自動化によって業務の効率化を急いでいます。より少ない資源でより多くの成果を出せることをウォール街に示したい考えで、従業員の削減、電力使用量の削減、自動化の拡大を進めています。AIによる自動化が大企業の雇用に与える影響を示す具体的な事例です。
ポリシー4件
ポリシー
米中のAIホットライン、実現はまだ先の見通し
Wired AI
米国と中国はAI産業の覇権を競う一方で、国家安全保障に関わる問題で意思疎通を図る方法を模索しているようです。ただし、両国をつなぐAIのホットラインはしばらく準備が整わない見通しだとWiredは伝えています。AIが軍事や安全保障に深く入り込むなか、偶発的な衝突を防ぐ連絡手段がないままの状態がしばらく続くことになります。
ポリシー
ローマ教皇のAI顧問、大手AI企業の「カルテル」的行動を懸念
Wired AI
ローマ教皇のAI顧問を務めるPaolo Benanti氏がWiredの取材に応じ、大手AI企業の「カルテル」のような振る舞いに懸念を示しました。同氏は、神のようなAIが人類を滅ぼすかどうかをめぐる過熱した議論が、AIをどう統治するかという公の議論から目をそらさせていると指摘しています。一部の企業に力が集中するなかで、実存的リスクより足元のガバナンスを優先すべきだという主張です。
ポリシー
毎日AIを使う米国人でも、AIへの不安は消えず
TechCrunch AI
米国で、日常的にAIを使っている人でもこの技術に不安を感じていることが、新しい調査で分かりました。報告書は、AIに触れる機会が増えても不安が解消されるわけではなく、AI規制への支持も弱まらないことを示しています。「使えば慣れる」という業界の楽観論に疑問を投げかける結果で、規制をめぐる議論にも影響しそうです。
ポリシー
米NHTSA、死傷事故を受けcomma.aiを調査
Ars Technica
米国の道路交通安全局(NHTSA)が、運転支援機器を手がけるcomma.aiの調査を始めました。comma.aiの機器を使っていた車が、低速走行中または停車中の車両に衝突した事故を当局は5件把握しており、死亡事故やけが人も出ています。後付け型の運転支援システムの安全性に対して、当局の監視が厳しくなりつつあります。
ツール2件
ツール
ChatGPTスマホ版、音声でエージェント作業が可能に
TechCrunch AI
ChatGPTのモバイルアプリに、音声で操作できるエージェント機能が加わりました。ProとPlusのユーザーは、スマートフォンから「Work」タブを使ってエージェント型のタスクを実行できます。これまでPCが中心だった作業の自動化を、移動中に声だけで頼めるようになる点が大きな変化です。
ツール
Spotify、おすすめの仕組みを言葉で調整できる機能を米国で開始
TechCrunch AI
Spotifyが、米国のPremiumユーザー向けに「Taste Profile」の提供を始めました。自分の好みをSpotifyがどう理解しているかを確認でき、自然な言葉で指示しておすすめの内容を作り変えられます。ブラックボックスだった推薦アルゴリズムをユーザーが見て、直接操作できるようにする試みです。

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